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Pianist 早川奈穂子 Official Blog

harmonie des fleurs * ハナのハーモニー

語り伝えよ、子どもたちに

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先日アウシュビッツを訪れた方とお話していて、
友人に借りていたこの本を読む気になってきました。
ホロコーストに関して詳しく書かれているもので、内容が重いのでなかなかさくっとは読めないのです。
まだ半分も読めていませんが、読んでいるとつらい事実に息苦しくなります。
10万人が・・ 50万人が・・ という数字がたくさんでてきますが、大阪である花火大会が大体50万人くらいの人出だそう。
あの列の3倍ほどの人達がみんな収容所へと向かっていたのです。。
「殺害されていなければ、アウシュビッツはヨーロッパ最大の都市になっていた」
という言葉が印象的でした。


アウシュビッツの記憶は、その場所もすごいものでしたが、
そこへ向かう途中、タクシーの中で感じた感覚が今でも忘れられません。
友人と前方の景色を何気なく眺めていると、オシフィェンチム(アウシュビッツ)まであと数キロという所から、急に空気が変わり、向こうの空がとても重く感じ・・・その瞬間全く同じように感じていた友人と思わず無言で見つめ合いました。
それは苦しみを通り超えたような苦しみ?やどうしようもない気持ち?そんなものの塊がのしかかってくるようで、
すごい場所へ向かっている事を感じた瞬間でした。
帰りに気分が悪くなってしまった友人もいたけれど、
世界のたくさんの人にこの事実を知ってもらうだけでも、報われる想いがあるのではと・・・友人達と話していました。
私自身、あそこへ行って良かったです。言葉で表現するのは難しいけれど、
自分が意識するよりも深い部分で影響されていることがたくさんあるように感じています。
可能であるのならば、たくさんの人に訪れてほしい場所です。

今日電車で読んだ帰り道、このとき亡くなった数百万の人達は生まれ変わったりするのかな・・となんとなく考えていて。。
もしそうなのなら、今度はただ普通に・・・
ただただ普通に、好きな人達とふつうに歩いて、ふつうにご飯を食べて、温かい布団で寝て、
ふつうに幸せな人生を歩んでほしいと・・・心から思いました。


この本には日本のシンドラー、杉原千畝さんについても書かれています。
彼が発行したビザによって、4000(6000?)人ほどのユダヤ人がシベリア鉄道を横断して福島から日本へ入り、
アメリカや上海へ渡るまでの数年の間、神戸や横浜が難民の避難所、中継地となっていたそうです。

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普段よく歩く神戸の街にヨーロッパの匂いがするのはそんな事情もあったり、
他にもポーランドと日本は繋がりが何かとあり、(それはまたの機会に・・)
ポーランドへ行ったときに感じた親近感や
ポーランドのフォークソングやキャロルに懐かしさを感じる事は、
何かそういったものを日本で既に感じていたからかもしれません。
遠い国の出来事ではないですね。。


今日は終戦記念日ですね。


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tag *   ユダヤ, アウシュビッツ,


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