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Pianist 早川奈穂子 Official Blog

harmonie des fleurs * ハナのハーモニー

マイペースショパン = 唯一のショパン

Categorytravail * お仕事 instruction * 指導

とても長いですが、素晴らしい記事です。
 
『「いまでも母と話すと一時的に自信をなくすんですよ」とRさんはつぶやく。
でもRさんはいま、母親を憎んではいない。彼女には彼女の事情があったのだと思っている。』
 

子供たちがここにたどり着くまで、たくさんの時間と他の人との出逢いが必要で。。
この方はたどり着けて本当に良かった。
大人になっても、親御さんとの間でこびりついてしまった価値観に、
それが自分自身のマインドだと思い込み、葛藤されている方は本当にたくさんいらっしゃいます。

 
でも、その親との葛藤の中から
ベートーヴェン(父酒乱)もモーツアルト(父スパルタ)も素晴らしい音楽を生み出しました。
闇は誰かとの出会いにより「変換さえできれば」、とんでもなく素晴らしいものになりますね。
でも、2人ともその父とは早くに距離を置きました。
現代の演奏家でも、スパルタで育った方は親御さんと絶縁状態の方が多く、
それはやはり寂しいことではないでしょうか。
異常に緊張してしまうことや、誰かをジャッジしてしまう事により自分もジャッジしてしまい狭い中に閉じ込めてしまう事は、
ほとんどが幼少期の親御さんとの言葉の使い方や表情のやり取りに起因するんですね。
だから離れないと生きづらくなるのです。
 

ここで私は、スパルタで育たなかった天才「マイペースなショパン」、
そちらを皆さんに知ってもらいたい。(笑)
天才=スパルタ教育、も世間にある思い込みの1つであり、
もっとナチュラルな天才さん達もいるのです。
私はそちらの方が本物だといつも感じますし、
前者が家族も本人も切り詰めてヒステリック、精神のバランスを崩して行くのに対し、
後者は本人も周りの人も心豊かに幸せになって行く。

彼の両親は、父が教育者であったこともあってでしょうか、
ショパンを人間として育てることをまず一番に置き、
若いうちから演奏の仕事をさせる事をしませんでした。
早くに才能が現れていましたが、モーツアルトやベートーヴェン・リストの父とは大きく違うところです。

本人自らの好奇心、タイミングに任せられていたこと、
でも必要な時に必要な専門教育が与えられた事、
周りの音楽教師もショパンを従来の価値観で抑えつける事無く、彼自身の方法に任せた事で、
後にも先にも、誰とも似ていない独創的な作品が数々生まれたのだと思います🌱


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