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Pianist 早川奈穂子 Official Blog

harmonie des fleurs * ハナのハーモニー

アンサンブル

Categorytravail * お仕事 instruction * 指導


『ピアニストは一人で音楽がつくれるものだから、それをオーケストラと共演するときにそのまま持ってきてしまうと、つながらなくなるんです。
 コンチェルトのときには、もうちょっと大雑把というか、自由がきくけれど自分のやりたいことはやってしまう、という姿勢できてくれるほうが、その場で一緒に音楽を作ることができます。』

これはピアニストだけでなく、アンサンブルをする時は皆同じですね。⁎ˇ◡ˇ⁎
臨機応変にできるように準備し、
その方々とならではな音楽を作って行く。
歌の伴奏の際も少し遅らせなければならない時が多々ありますが、あまりしすぎると音楽が停滞し両者どんどん遅くなるので、お相手によりあえてピアノで進めるときもあります。
 
そのためにも、音楽の核がどこなのか、
フレージング、アーティキュレーション、イントネーション、和声、転調、構成、ピリオド&スタイル、、、
それらのルールが把握できていると、そのルールの中で、自由にする暗黙の了解が保たれ、
合わせる事にストレスがほとんどなく、回数もたくさんは必要なくなると思います。
「ここへ向かう」「ここは影る」、それは構成により既に作曲の際に美しく設計されているからです。 ⁎ˇ◡ˇ⁎
今日も生徒さんにこれからそんなレッスンです♪
 

イギリスへ渡った生徒さんには、
小学生の内に、レッスンの中でチェロとの室内楽の機会を何度か持ってもらいました。
それはコンチェルトの準備の為でした。
コンチェルトは大きなアンサンブル。
そして、チェロという楽器は音域が広く倍音も多く、ピアノと重なる部分もとても多いので
ピアニストは他の楽器よりも1番色々な音色の調整をし、バランスをとらなければなりません。
 
彼女は渡英後は、1週間もしないうちからコンサートにあちこち引っ張りだこな様子でしたが、
彼女の小さな頃からのたくさんの努力もあって先月イギリスでのコンペティションで優勝し、プロオーケストラとコンチェルトの機会を得られました。
号泣したそうで、本当に彼女のたくさんの積み重ねを想いました。
ヨーロッパツアーもあるそうです。
 
お友達も多く、人にも気を配れ、また導くこともできる彼女は
コミュニケーションもきっと大丈夫。
コンサートはネットで後日配信されるようで、
きっと素敵なシューマンのコンチェルトを聴かせてくれると楽しみにしています。
シューマンのコンチェルトは彼女にぴったりです。
同じa mollのアルペジオーネソナタ with チェロを美しく弾いてくれた事を思い出します (⸝ᵕᴗᵕ⸝⸝)
 

アンサンブルピアニストとソロピアニストは違う、とよく言われたりもしますが、
本当にソロが素晴らしい人はアンサンブルも必ず素晴らしく、
アンサンブルが上手くいかない時には、その要因はソロ演奏の中にも表れているもので、
両方から音楽は勉強してゆくものだと感じています。
 
私自身、他楽器や歌とのアンサンブルから勉強させて頂いている事は、
ソロだけをしていると得る事ができません。
特に、言葉も扱う歌の方々から得るものは
本当に大きなものです。⁎ˇ◡ˇ⁎
近年はピアノソロの国際コンクールでは室内楽審査が加わる事が増えてきました☘️
 
少し思い出すのが、とあるリサイタル審査の際に、
室内楽が入っているという理由で、"ピアノリサイタル"と認められない事がありました。
声楽や他楽器の方々はアンサンブルが入っていてもリサイタルと承認されるのに、
ピアノだけは完全ソロでないと認められなかったのです。(﹡˙ ˙﹡)?
でも、その作品はピアノソロ並みの音符量・技術でした。
そのような日本の習慣もこれから変化してゆくのかなと感じます☘️
 
それにしても、勉強は尽きません(。˃ ᵕ ˂ )
先日のコンチェルトもありがたくも勉強いっぱいでした。

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