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Pianist 早川奈穂子 Official Blog

harmonie des fleurs * ハナのハーモニー

イントネーションという基礎

Categorytravail * お仕事 instruction * 指導
声楽家さんたちがいつも、ソルフェージュ(聴音系)や理論をもっとやり直したいと仰る。。
個人的に来られている方もいらっしゃるけれど、プロの声楽家さん向けの講座を作って差し上げようと思いつつ
なかなか作れていないですね。。(*'-'*)

ピアノの生徒さんを含め、
お困りの方々にお伝えして差し上げたいのは、
音楽の基礎は、どの楽器も
何よりも「イントネーション」ということ。

2つの音があるとそこにイントネーションが発生し、
それは和声音・非和声音から判断されるので
調性・和声判断は必須です。
もちろん感覚でできないこともありませんが
複雑な長い曲になると、調判断=構成判断になりますので、
調が判断できないことには構成・核の音を理解する事は難しいのです。。(´・ ・`)
 
そのイントネーションは小節間、フレーズ間、セクション間にも存在し、
それがカウンターポイントとして精密に連なり
楽曲は大きな建造物となっています。
全て数値化できるくらいの、微細な計算のもとに。

本当に細部まで数値化されるとミクロの世界になり、
今ある科学では割り出せないので、
それは「感性」と呼ばれます。
音楽は美しい数学。⁎ˇ◡ˇ⁎
数学というとなぜか堅苦しく聴こえちゃいますが(笑)( *ˊᵕˋ)
 
 
バッハやスカルラッティ、古典作品で
「そのイントネーションの基礎」を習うか習わないかで
音楽人生は大きく変わると思います。
私のレッスンは表向き色々している様に見えますが( *ˊᵕˋ)、
生徒さんたちにお伝えしている核は
とにかくその「イントネーションの基礎」です。 ˇ◡ˇ

言葉のイントネーションを習うのと同じ様に
ある量の勉強期間が必要ですが
バロック・古典の作品を、逐一1音ずつイントネーションの確認をしながら数十曲こなしていくうちに
その法則が体に染み込んでゆきます。
そしてこれは、口頭・対面のレッスンでしか伝えられません。
英語のイントネーションやそれに伴う心・状況を
本のみを読んで学べない様に。。

明日は雨が降るでしょう。
という言葉、
あシーたアーがふるしょ
とは日本の人は絶対に言わないですよね。(o^^o)
どんなにその文章が感情的に大きく、または小さくなっても、
元の日本語のイントネーションは最低限維持されますね。
それと同じことが、歌詞以前に、音と音の間にも存在します。
 

でも音楽のそこを掴めば、世界共通言語を得られます。
ヨーロッパ・アメリカへ行っても
受け入れられるのです。ˇ◡ˇ
(ヨーロッパの伝統的な国際コンクールの予選では
それが必ず聴かれています。)
逆に言うと、それがなければどんなに練習しても、
1音にある細やかな音の意味・表現を
勿体無くも取りこぼしてしまうのです。。
何時間も練習を、出来る限り頑張っているのに
成果が出ないのはやはり辛いもの。
私自身、習うまでそうでした。
だからこそ、その基礎を伝えて送り出してあげたいのです。ˇ◡ˇ
 
小さな2つの音に始まるイントネーションは音楽の言葉であり、
全ての音楽の「心」はそのイントネーションに存在しています。
それにより、「感じている事」を音でコミュニケーションでき
人と心で繋がる事ができます。ˇ◡ˇ
 
何より、自分自身が音楽により感動できるようになる、
音楽とより親密になれる。
成果よりも何よりも
それが本当の大きなギフトだと思います。ˇ◡ˇ
 
 
音楽以外の方には堅苦しいお話でごめんなさい(*^^)
でも、解らないまま自分に悩んでいる人も本当に多く、
それは才能がないのでも何でもなく、
「習っていないだけ」のことが本当に多く。
技術に関しても同じで、できるようにならないのは
方法が違うだけのことなんです。

 
どうか、才能がない、向いていない、と
自分を責めること、誰かに責められることがありませんように。
もしこれを読まれてイントネーションの意味が解らないと感じられたなら、
グングン伸びる伸び白が膨大にあるということです♡ ˇ◡ˇ



‪補足☘️

聴音として左脳で音にラベリングできなくとも、音や和声を深く感じている人もたくさんいらっしゃいます。
音の名前が判別出来ることよりも、その「意味」が大切です。

「りんご」という名前を知らなくとも、その美味しさと色と感触が解っている状態なら、
りんごという名前を特に知る必要はないですね(o^^o)
人に伝える時に知っていると便利ですが、
自分が感じるだけなら名前は本来いらないものです。

‪ですので、ただ単に聴音の訓練をする事は左脳ばかりを使ってしまい、
音楽的にはなりません。

‪楽曲の中、関係性の中で、音や和音の意味を伝えながらしなければ、
siriの話す言葉のように、意味の無い硬い羅列された音を出してしまうようになります。‬

音に呼吸がないと手や筋肉が呼吸することもなく、手を壊す事にも繋がります。
イントネーションを逐一してゆくと、緩急休める箇所がたくさんできるので、
本来身体がとても楽に呼吸ができ、技術も上がります。
また、アンサンブルをする時にもそのイントネーションの緩急が
相手への合図と自然になります。


Please click everyday ❤︎




20180831133525f6e.jpeg10月21日(日)
ひょうご森の日 プレコンサート
三木山森林公園音楽ホール
 
20180831133525f80.png11月11日(日)
オーケストラ・ノインテ 第26回定期演奏会(協奏曲ソリスト)
大東市サーティホール
 
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