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Pianist 早川奈穂子 Official Blog

harmonie des fleurs * ハナのハーモニー

音の周波数、脳の周波数

Categoryart * 芸術 musique * 音楽
久石譲さんが、宮崎駿さんとお話している最中
ポニョの主題歌の旋律を思いつきメモしたものの、
あまりに単純で恥ずかしくなり検討したけれど結局それを採用された、

というエピソードが残っていますが、
たしかに音を作る人にとって「ただのアルペジオ」というメロディは
あまりにシンプル過ぎて小恥ずかしくなるものです。(笑)
でもそこに、「童心」がある。ˇ◡ˇ
 
同じようにモーツァルトのオペラの中にも単純極りないメロディーがあり、
モーツァルトが得意なユーモアが満載でどうしても笑ってしまう分散和音のメロディーがあります。
しかもCの和音というこれまた真っ白なシンプル極まりない響き。(笑)
そこにも、無邪気で能天気、でもとても心が洗われスッキリするものが存在します。
 
先日久石さんの曲を、子供たちの出入りの為のBGMで使用したのですが、
久石さんの音は弾いているとワクワクしてくる量がとても多いです。
子どもの心に戻れる。
音に触れるだけのことなのに、改めてすごいことだなと思いました。ˇ◡ˇ
 
また昔、女子十二楽坊が流行った時、
VとIの和音しか出てこないあまりにシンプルな中国の響きにも衝撃でした。
ヨーロッパの音楽に慣れていると、
「え、それだけ引っ張ってきて、終止はそれだけ?」
と吉本のようにガクッとコケてしまいそうになるのです。(笑)
でもその様な単純明快なものはやはり爽快で、人の耳にとても残ります。ˇ◡ˇ
 
ちなみに、ハノンの様な「ただの行き帰りの(密集の)分散和音」というものは
ショパンはほとんど使わないのですが、
シューマンの「謝肉祭」の中の「ショパン」という曲について多くのピアニストが
「これはショパンではなくシューマンだよね」と言うのは、
右手はショパン風なのだけれど、左手のアルペジオがシンプルすぎるからなのです。(o^^o)

ショパンなら、帰り道をデコボコさせて波をうたせたり、経過音を経由したりして、
ある時間以上の音は心のちょっとしたひだや繊細な風の変化の道を、必ず通ります。ˇ◡ˇ .。.*・゜
ドビュッシーやフォーレもそのショパンの流れの先にいらっしゃるので、
和声や音ごとにたくさんの色が落ちています。
 

シューマンは元が左脳さん。ショパンは右脳さん。
頭や言葉で考えるシューマンには、ショパンは脳の範疇を超える人だったことでしょう。
シューマンはショパンに惚れ込んでいましたが、ショパンはあまりシューマンに興味がなかったのもその脳の違いだと思います。ˇ◡ˇ
(右脳さん左脳さんは「良い悪い」ではなく、「男女」のような性質の違い。
それぞれに良さがあり、人は両方必要だと思います☘️)

でも、シューマンに現れる右脳的な音は、私は
服用していた薬の作用で脳が変化した、その様なものを感じています。
ライン川に飛び込むのも納得な脳の周波数なのです。。(*'-'*)💧
人の身体の元々のナチュラルな周波数?ではないので、
実は私は弾いていると時々、ちょっと怖いです。(*^^*)
でも、そのギリギリの狭間で、美しい音もたくさんあり
上手く行くだけではない、なんとも言えない人生や憧れを感じさせられます。
 
 
さてさて、昨日はフォーレに集中しましたが、
モーツァルトの練習もしなければです♪
彼の脳は私が弾く作曲家さんの中で一番周波数が高く、脳内の電気信号?もとても活発で高速。
久しぶりに弾くとそこまで身体をあげるのが大変です。(o^-^o)
コンサートまでに間に合わせたいです。♪
 
モーツァルトの音楽がトマトに良い、というのは科学的にどこまでどうなのかは存じませんが、
演奏していて、やはりモーツァルトさんだけはもう別格で宇宙人のような(笑)
確かな周波数の違いを感じています。

皆さんに「トマト」の様な効果をお届けできますように(o^-^o) 🍅



 
 

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