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Pianist 早川奈穂子 Official Blog

harmonie des fleurs * ハナのハーモニー

ペダル

Categorytravail * お仕事 instruction * 指導
メントリのペダルへの質問がなぜか先週と今日と違う人から相次ぐこの頃。??
私のyoutubeを研究してくれたそうで、でも足が見えないと。。
 
ドビュッシー・ラヴェルの時代以前のピアノはダンパーが軽く、ペダルを放しても薄く音が残るので、現代のピアノではペダルが書かれていなくてもとても薄く踏むことが私は多いです。
また、当時の楽器は低音もペダルを踏まなくともよく残り、その2オクターブ+7度上の倍音が長く残ったりし、それがペダルの効果を生んでくれたりします♡
 
でもこれもホールやピアノによって変えますので、ペダルはあくまで耳で踏みます。
ですので、ショパンの時代のプレイエルで弾いて初めて、ショパンの書いた通りのペダルが使えました。ˇ◡ˇ
 
でもそれもやはり、お部屋によっても変わるのです。
フランス・ノアンのジョルジュサンドの館のショパンのお部屋は、
木の床でそんなに響く空間ではありませんでした。


でも、1階の客間は大理石の床で、装飾の多い壁にも反射し、足音も丸く心地よく響きます。


ショパンも自分のお部屋で作った後、また別の場所で弾いて確かめたりもしたのではないかな?と思ったりもします。

 
そして室内楽だと、お相手がヴァイオリンなのかチェロなのか、フルートなのか声楽なのか、
またその方々ご本人の音質によってもペダルもタッチも音量も私は自然に変わるので、人が変わると音も弾き方も変わると言われます。
特にチェロさんの時は倍音がとても響くので、ペダルはとても減らしますし、歌の時は少し増やしてあげたほうが歌いやすい様です。
 
これは編曲でもそうでして、トリオとデュオでは音符そのものの配置も量も変えます。
歌が入る時はなるべく和音を増やし、弦楽器の時は倍音だらけになるので減らします。
 
結局は、どんな空気が醸し出されるのかなので、
お相手がいる場合はその音質に添いつつ引っ張りもしつつ、最終的に引き立たせることが大切なのではないかな?と、いつもお相手によって試行錯誤に励んでいます。(o^^o)
 
例えば、学生さんの伴奏を弾く時は、(本番のみでは)
少し音色を減らしシンプルにしたりもします。
そうしなければ、聴く人は音色が多い方へ耳が行ってしまい、
伴奏ばかり聴いてしまうからです。
 

写真は先週の子の楽譜に書き込んだ私のペダル写メ🎹
このようなペダルやヴィブラートペダルは、先日の動画の通り
小学生の子にも最初から使ってもらっています。
子供には難しくてできないと思われがちですが、子供たちは脳が柔軟なので結構何でもすぐにできちゃって、最初は濁っていても半年後には使いこなしすっきりしてきます。(o^^o)


私達の時代はなかなか習えなかったことも、今の子達は導入期の最初から習えます。
ですので質の良いソルフェージュやテクニック、音楽性・理論、価値観もナチュラルに勉強していて上達も早いので
それ以外の勉強を各自広げることができています。ˇ◡ˇ

後進さんたちは、私達が予想もしない方法で
また素敵なもの生みだしていってくれるでしょう。ˇ◡ˇ
 

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