flower border

Pianist 早川奈穂子 Official Blog

harmonie des fleurs * ハナのハーモニー

日本の耳 & 西洋の耳

Categorytravail * お仕事 enregistrer * 録音



過去記事より。
この英会話のレッスンでは他にも、「感じ入る日本の文化」だけれど、
日本は左脳的な人が比較的多く、
欧米は右脳的な人が多いのはなぜだろう?
というお話もしていました( *ˊᵕˋ)
 
そして、
日本製のイヤホンは、音が立つシャープなもので、音を「聴かせる」状態の音、
海外製のイヤホンは空気の音ももっとありナチュラルで、
音の隅の響き(空気と溶け合い消えるまでの隅の音)まで「聴き入る」状態の音がします。
 
それはホールの特徴にも似ていまして、
日本の新しいホールはほとんどがビンビン良く響き、
数学的に計算されていて音が遠くまでよく残ります。
ヨーロッパのホールは響くけれどもっとナチュラルな空気の音(微細な部分)があり、
ウィーンの楽友協会ホールやワルシャワのテアトル・ヴィエルキも、
こちらが少し聴き入る態勢にならなければ音の隅の音が拾えません。
=身体が聴き入る態勢になります。
 
そしてそれはピアノにもありまして、
現代のピアノはビンビン鳴って楽器からこちらに語りかけてくれ音もとても大きいですが
プレイエルなど古楽器はやはりこちらから聴き入り様子をお伺いしなければ(笑)お話してくれません(o^^o)
そして最大音が小さいということは叩くと音が鳴らずに潰れてしまうので、
その加減を聴くため耳を繊細にします。
 
私はこのことは、子供達を育てることにも似ているといつも感じます。
こちらが聴く態勢に入り、相手を生かす加減で音を出し(こちらから投げかけ)
それ以上やその子に合わない事、自分の方法や好みは要求しない。
 
プレイエルにスタインウェイを求めると、
プレイエルは死んでしまいます。
でも、プレイエルの良さを引き出すと
スタインウェイには無い温かな魅力・肌感覚が心残り、
離れるととても寂しくなるのです( *ˊᵕˋ)♡
 
プレイエルでしか出せないニュアンスがあること、それに寄り添い生かすことは、
人それぞれ、その人でしか持てない魅力・分野がちゃんとある事を教えてくれます。
 
そしてそれはまた、伝記や知人たちの手紙に書かれてきているショパンのキャラクター、
彼が誰に促されても交響曲やオペラを作らなかった事とも似ているのです( *ˊᵕˋ)

 
英語のお話だったのに、
またまた最後がショパンになってしまいました。(o^^o)
 


さてさて、
レコーディングの音源のチェックをしていますが
スピーカーによってまるで聴こえ方が違うので、最終的にどのスピーカーを基準にマスタリングするか、悩む所です。
プロデューサーさんはとても良いスピーカーをお持ちで、
それで聴くと数倍良く聴こえちゃいます( *ˊᵕˋ)

Please click everyday ❤︎

 

* 関連記事 *
  • 練習 (2017/12/15)
  • 仕事納め (2012/12/29)
  • チェンバロとプレイエル (2017/12/06)
  • スタジオへ (2009/11/04)
  • レコーディング 2 days (2017/12/17)

  • 0 Comments

    Post a comment

    .find_in_page{background-color:#ffff00 !important;padding:0px;margin:0px;overflow:visible !important;}.findysel{background-color:#ff9632 !important;padding:0px;margin:0px;overflow:visible !important;}