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Pianist 早川奈穂子 Official Blog

harmonie des fleurs * ハナのハーモニー

ピリオド楽器 コンクール開催

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先日の東京でのピリオド楽器によるショパン国際ピアノコンクールのプレゼンテーション。
こちらの方が内容をよく伝えてくださっていて、
私がこれまでのプレイエルの練習や録音で感じて来た事と同じ事を述べられています。
 
(ピリオド楽器というのは、作曲家がその時代使っていた楽器、ということで、
ショパンであるなら、ブーフホルツ、プレイエル、エラールなどなどのピアノになります。
そしてプレイエルのメーカーであっても、1900年代になるとまるで構造が変わるので、
1800年代のものがピリオド楽器となります。)
 
調整も大変な楽器。
コンクール中は調律師さんも大変なことでしょうね(o^-^o) 💦
 
レットオフという弦とハンマーの距離に関わるアクションの具合も、
毎日・時間ごと、弾き込む毎に変わってしまうので、その都度ピンを回したり、
調律師さんの方で潤滑剤やスプリングを調整しなければなりません。
(スプリングは現代ピアノの様にはできないそうですが。。)

練習中、私自身何度かピンを回したりもしました。
手間や時間はかかりますが、楽器とより親しめ、弦楽器奏者さんになった様で、、
なかなか楽しいです。( *ˊᵕˋ)
そう・・プレイエルは指先の感触も音色と直であり、
ピアノというよりも弦楽器に近く感じます。

私は弦楽器が好きで、ピアノを弾くときもいつも弦の音の端っこのジジジという、
ハープやクラシックギターでする様な小さな音を聴きながら弾いていて、
それが私にとって身体に心地良いのですが、
プレイエルはそんな音をより味わえる様に感じています( *ˊᵕˋ)
(ショパンの演奏を実際に聴いた人たちは、
弦がかすれる様にハンマーが柔らかく触れるその音の様に、そこに妖精がいる様に感じたとか ˇ◡ˇ )
 
 
そのレットオフの調整によるハンマーと弦の距離によって、
音がポーンと響いて鳴るのか、ペタンと潰れて鳴るのか、全然変わってしまうのです。
鳴らないなら鳴らないで、またそれも可愛かったりもするのですが、、(笑)
現代のピアノを聴き慣れていて耳が古楽器に馴染むまでは、物足りなく感じてしまうかもしれません。
でも、ショパンもその音の中に毎日住んでいたのですよね ˇ◡ˇ


そんな訳で、CDには最初にバッハのプレリュードを入れます。
ショパン自身もよく弾いていたバッハ、
プレイエルに触れてみて、それは、自分の指・耳、そして鍵盤のアクションの細やかななめらかさを調整するのにも役立つのだと解りました。
気候にもよるのですが、最初は少し、タッチが硬いのです。
ですのでバッハの後に他の曲を弾いた方が音色が増え、
私も毎回練習の最初にバッハを弾いていました。
 

ペダルの雑音調整中。。


なんだか偶然プレイエルブームが来ていますが
私のレコーディングは秋までに終われるのか、、、はてさて。。(๑˃̵ᴗ˂̵๑)
 
ひとまずは録ること。🎙
その先のレーベルやマーケティングなどはオーナーさんがアイデアを提案してくれているものの、まだ何も考えられていません(笑)
また何か不思議な出逢いがあるでしょうか。ˇ◡ˇ
 
 

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