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Pianist 早川奈穂子 Official Blog

harmonie des fleurs * ハナのハーモニー

初見レッスンと拍節感

Categorytravail * お仕事 instruction * 指導

L’isle Joyeuse 自筆譜

今日は喜びの島 (ドビュッシー)をしている中3の生徒ちゃんに、
ドビュッシーやフォーレのフランス歌曲を初見レッスンに使用しました。
本当に美しい曲 ⁎ˇ◡ˇ⁎
 
フランスものはピアニシモのテクニックのコツを伝えることが多く、指先にカラーが増える作品。
そうするとご自宅のピアノも鳴り方・音色の幅が広がって来ていまして。。
ピアノは様々なピアニシモを出してあげると、とても繊細な響きのする楽器へと変わってゆくんです。⁎ˇ◡ˇ⁎✨
 
先月はベッリーニ(Ah non credea)やフランスバロックからリュリ、ルネサンスからバードを使用。
私がお仕事や人との会話の中で出逢う美しい曲は、
いつも生徒さんへも流れ行く。。(o^^o) (笑)
歌曲の場合は、音と共に詩にも触れられ、その文化・世界を体感できるのが良いですね⁎ˇ◡ˇ⁎
 

音楽では、同じ3拍子でも、ワルツとマズルカ、メヌエット、サラバンドなどなど、
全く弾き方が変わってきます。
それはヨーロッパの宮廷舞踏や民族舞踏の呼吸から来ているので、
拍節にアップダウン(重いと軽い、踏み込みと伸び上がり(浮遊)、動と静、緊張と弛緩)の呼吸が、暗黙の了解としてあるためです。
2拍子や4拍子にも同じく、その原則があります。

それらは小節同士にも主従関係があり、
1小節目と2小節目どちらを重く弾くのか、役割が存在し、
2小節と2小節、4小節と4小節にも、その様な暗黙の比重関係があります。
それらをどう弾くかで、曲のスタイル・時代・国が提示され、全て変わってゆきます。

聴音のレッスンで、何がなんでも1拍目を取り小節の区切り、4小節ごとのまとまりを把握するように訓練されるのは、(訓練なくとも取れる子もいますが)
絶対音を取るためではなく、音楽からその見えない拍節感の呼吸・役割=音楽の言葉(心)を感じ、
ヨーロッパ文化の身心の感覚を掴む、そのためなのです☘️
 
 
初見レッスンは、じっくりする課題と違って
さらっとたくさんの曲に目を通せ、
それぞれの作曲家の様式や時代、タッチやペダル、
テンポ・拍子感の特徴を伝えられ体感してもらえます。
それぞれの違いを俯瞰できるのがとても良いです☘️


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20180831133525f6e.jpeg10月21日(日)
ひょうご森の日 プレコンサート
三木山森林公園音楽ホール
 
20180831133525f80.png11月11日(日)
オーケストラ・ノインテ 第26回定期演奏会(協奏曲ソリスト)
大東市サーティホール
 
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