flower border

Pianist 早川奈穂子 Official Blog

harmonie des fleurs * ハナのハーモニー

一人でも多くの人が、光にあたりますように。

Categorytravail * お仕事 transcription * 編曲


ピアソラがご依頼でやって来て、新しく譜読みをする時、編曲する時、
とっても辛くて、いつも涙がポロポロ出るのですが、
それは、時代も国も違うけれど、
「タンゴ」は、この記事の様な状況の人達のために作られた音楽だからなのです。。
 
どうしようもできない所から、一生抜け出すことができない子ども達・人達が、
たくさんいましたし、今もこうして。。
日本ではなかなかいない、と思っていましたのに。。
 

クラシック音楽は、光をめざし、光を求め、
光に到達する様に作られていますが、
それは最低限、助けてくれる人・社会、家族があり、
少なくとも光に会うことがあったため、光を知っているからです。
一度でもそれを知ると、人はその方向へ向かおうとします。

ピアソラの音楽は、
闇の中で始まり、そこから抜け出さずに
闇の中で終わります。
(ピアソラ自身がそうなのではありません。。
音楽は構築と調和なので、作る人や演奏者がそこにいては音楽にならないのです。。)
(そのため、作る・演奏する、という行為をするだけでも、
人は調和、光に向かいます。「作る」は音楽でなくとも。。)


闇に闇を当てると癒されるけれども、(音楽療法でも使われていますね。)
でもそれだけでは解決しません。。
光へ向かわなければ、闇から抜けられず、
同じ場所に居続けてしまいます。

そんな訳で、その編曲ではTranscription(創作を含むアレンジ)の形態だったこともあり、
最後に闇を払いのける光を置きました。
私はそうでなければ、作ることができませんでした。


最近、11月の二胡・チェロトリオのコンサートのために
その編曲作品の合わせが定期的にあっていまして、また演奏していますが
デュオからトリオに改編したこともあり、作った時とは変えたくなる所が出てきたりします。

でもそれは、作った当初感じていた場所、そこに私が降りていないからなのです。
最初に作った時の感覚を、やはり大切にしようと思いました。


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