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Pianist 早川奈穂子 Official Blog

harmonie des fleurs * ハナのハーモニー

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怒鳴ること

友人たちの様々なお話しを聞いていて、思うこと。社会には様々な人がいらっしゃいますが、私がもし社長業をしていたら、、部下に怒鳴っている人がいたら、その人にはリーダーはさせません。。(これは私の個人的な価値観です。)  お客様に聞こえる場所で裏方で怒鳴っている人がいると、良くない空気が流れ出ます。お客様は居心地が良くなくなります。リラックスできないので人が寄り付かなくなります。また、部下に依存性がある...

久しぶりのお日様

久しぶりの青空。お日様ありがとう♡あとはお水を引かせて下さい。  お空から、「浸食」というメッセージをなんとなく感じました。 しんしょく1.【侵食・侵蝕】 《名・ス他》次第におかして行って、くい込むこと。 「領土を―される」2.【浸食・浸蝕】 《名・ス他》(雨水・流水などの)水がしみ込んで物をそこなうこと。 「―作用」 心の浸食もありますね。人との間の、境界線を越えた支配。 アメフトのこと、5歳の少女のこと、...

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エリック先生

昨日はエリック・コロン先生ご夫婦と久しぶりにお目にかかり、ご馳走に預かりました♡ベルギーの音楽院で学ばれた作曲家の先生であり、ギターにも才能を見出され(先生の演奏を聴いた方から突然お電話があったとか、、)アメリカではプロクラシックギタリストとしてツアーをされていた他、大学で管弦楽法の教鞭をとられ、ベネズエラでは国立音楽院の学長さんをされて、、、まだまだ書ききれないくらい映画に登場する「博士」の様に...

人は違う意見を、喧嘩せずに伝えられる。

『いじめている子どもも、いじめられている子と同じくらい助けを必要としています。』 私はいつもこれを思います。「いじめをする子」こそが、とても寂しい中にいる。 大人も同じですが、人は幸せで、たくさんの人からの好意・愛情に満たされているとその様なことはせず、皆と仲良くいることが何よりも楽しいことを知っているからです。 子どもたちが小学校高学年に差し掛かる時、たいていお友達と何かしら起こってきますが、私...

パパゲーノの幸福論

『このもっともな質問に、神官たちはろくに答えられない。パパゲーノの幸福に関する価値観は明瞭だ。「彼女ひとりか女房ひとり、おれの欲しいはこれだけさ」自分の価値観を大事にし、組織やその場の空気に支配されず、適度にいいかげんに生きる。正論や正義に対し、彼は常に懐疑的だ。そういう態度を続け、組織の価値観から逸脱し、童子たちの助けを得ながら、自身の幸せを手に入れる。そこに私たちの生き方のヒントがあると思う。...

アシヤ先生

Violinistのアシヤ先生の訃報を目にしました。。ロシア・ボリショイ劇場管弦楽団のソリストであられ、8年前北海道での国際音楽セミナーで、アシヤ先生のクラスの伴奏アシスタントと通訳を務めさせて頂きました。ロシアの先生らしい、きめ細やかな教えと基礎の厳格さ。。私も弦楽器のこと、音楽のこと、とても勉強になり感謝しています。またいつかお会いしたかったです。。何気なく昔のblogを見ると自分が忘れてしまっていることを...

エリザベト音大

姪っ子ちゃんと、グラスデコというものをしました♪久しぶりの図工、楽しかったです( *ˊᵕˋ)✩‧今日はローカルTVでエリザベト音大の特集がされていました♪私が「音大へ行きたい」とピアノの先生に伝えたのは6年生の時でしたが、私は(両親も)音大ならどこでも良かったので、母の故郷であり親戚もたくさんいる広島(エリザベト)で、と最初は考えていました。でもその時、福岡からの引越し先、福山でのピアノの先生が大阪音大の出身の...

人の願い

フランスに引き続き、日本でも✨10代から毎日練習だらけで、なかなか普通の学生のような生活ができない音楽の道、昔、「アルバイト」というものへの憧れが強くあり、早朝の6~9時、コンビニで数年間働いたことがあります。朝起きる事や商品の扱いで手が荒れるのは大変だったけれど、様々な人が訪れる様子やレジが楽しかったです。(o^-^o)  その時、毎日たくさんの食べ物を捨てなければいけない事を目の当たりにしました。高校生の...

満月と人

・。* 月見草 *。・スーパームーン大きくきれいなお月様でしたね。そんなお月様の柔らかい光の中、朝4:00まで合唱編曲の仕上げをしておりまして、やっと提出できましたっっ♪♪ほぼ完成ですが、11月に伺いました時に弾いて確認させていただき、完成としたいと思っています(^-^)(10月は渡欧するため、お休みをいただいております。m(__)m)さてさて、お月様のお話。月が満ちるまでの数日間、落ち着かなかった人も多かったので...

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ただ私が嬉しい

「あなたは私にとって大切あなたが好き存在しているだけで嬉しいただただかわいい」その「 give & take 」ではない、「ただ私が嬉しい」というシンプルな気持ちが、言葉でなく、肌や空気を通して相手に伝わる。人が心豊かになり、他者を想い合い、素直に生き生きと、自分を信じて主体的に生きられるというのは、そのような疏通でのみ生まれてゆくのかなと日々感じます。子どもたちだと本当に顕著だけれど、大人達へこそ、そんな愛...

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言葉のきれいな人といること。

9年前に、ここに書きました祖父の言葉、なんとなく思い出した今日です。・・・人の悪口を言っていれば必ず人は離れていく。どんなに嫌な事があっても、どんなに人が言っていても自分は絶対に言ってはいけないよ。日ごろの行いや心はいつも目に顕れるからたとえその場で言葉にしなくても、人にはすぐにばれてしまうんだよ。目のきれいな人になりなさい。・・・真実は、同じように生きている人には、すぐに解るもの。どの人が嘘や思...

平和の始まりに。

先週はとても残念なニュースが続いてしまいました。隣に立っている同じ「人」に、愛が通じない、それは、自分がこの世からいなくなる事よりも、悲しいことではないかと思います。元旦の長崎のブログに書きましたコルベ神父は、ジャーナリストの聖人とも言われています。異国の地で、愛に包まれることなく旅立ったことに、せめて、コルベさんが迎えに来て下さっていたら、、と思っていましたら、後藤さんはクリスチャンであったとい...

生きるという修行

先週の音楽劇の題材にもなっていた、災害のトラウマ、罪の想い。神戸の地震も、東北の津波も、「助けられなかった」という気持ちを拭いされない方のお話を、身近によく伺います。目の前で助けられなかった方はもちろん、間接的であっても、人を亡くすと、人はそう思う。。。今、パリの事件をきっかけに、宗教とは、とよく語られていますが、宗教的には、亡くなることは「卒業」を意味することもありますね。。。この世は修行の場で...

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褒めること 2

先日の褒める教育の続きですそんな風に、良い雰囲気の中でみんなが学び合っても、「できない」ことも必ずありますよね。人は万能・完璧ではないですから、得意不得意あります。私がその中にいて感じたのは、そういうことも、上手に受け入れる雰囲気があった、というようなことです。何しろ、必ずみんな、どこかを褒められている経験がたくさんあるので、自分ができないことがあっても、心の底から自分がだめな子だとは思わないんで...

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褒めること

先日、教育についてテレビで話されていて、ふと思い出しました。私自身、転校が多かったもので、都市により教育や先生の体制・心構えが大きく違うことを感じながら育ちました。ある学校の時は、できる事や人格をどんどん褒めながら皆で賞賛し、学び、それぞれの個性や特技を敬い合うような雰囲気、道徳という授業もありました。違う学校の時は、誰かが突出することのないように、自惚れないように、という方向への教育。平等・人権...

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じっくりさんたち。

新しい収納棚を調達したので、毎晩少しずつ、整理しています♪12月は忙しいのにもかかわらず・・・やっぱり片付けがしたくなってしまいます。そんな中、昔の練習計画表が出てきました。当時は曲数が多かったので(リサイタル2~3つ分くらい。コンクールの課題がそれくらいなのです。)、計画表を作って練習していました。20代の頃のコンクール前の2ヶ月の練習メモ。2ヶ月前は1日平均6~7時間、1ヶ月前は7~8時間、2週間前は9~10時...

Happy Sounds

連休は法事で山口へ行きました♪小さなころ、よくいとこ同士で、家の中でぐるぐる鬼ごっこをしたりしながら遊びましたが、今はそれを、姪っ子ちゃんといとこの子どもちゃんたちがしています。子どもがたてる音や黄色い声は、「ハッピーサウンド」と言うそうです。普段静かな祖父の家にも活気がもどり、ちょっとにぎやかだけれど、「ドンドン」と走る音が笑っているようで 幸せな音ですね。私が小さな子たちに想う気持ちは、同じよ...

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先日、祖母が亡くなり、お別れしてきました。大人になってから親戚が全員そろうのは、本当に久しぶりで集まると、やはり無条件にうれしいですね。21人、おばあちゃんが逢わせてくれた人たちです。帰る時も、いつも、全員が家の前で手を振ってくれます。それは祖父と祖母がいつもしてくれていたことです。だから自然に、皆そうするようになるのでしょうか。亡くなる時に看取ってくれる人がいて、お葬式で集まってくれる人がいると...

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3か月

もうすぐ地震から3カ月ですね。3月の日本は、やっぱり異様だったなぁと思います。明日のコンサートは地震後、プログラムを変えようかとも考えたのですが、曲を見つめていると、その必要がないことを思い、そのままでいくことにしました。モーツアルトが亡きお母さんに話しかけるような様子、シューマンの純粋な愛情、リストの全てを振り払ってくれる願いのエネルギー、ショパンの日常への愛情と、失望や無力感、困難を見つめ乗り...

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お別れ

今年はたくさんの命が旅立ち、ちょっと多すぎますね。。なんだか訃報が続きます。1月に親友のパパと、それから先週、パレチニ先生の奥様もお亡くなりになられたと・・・。以前こちらで奥様の事に触れましたが、その雑誌は、ピアニストが「私のお気に入り」を紹介するコーナーでした。ほとんどのピアニストがライターや時計など、「物」を紹介する中、先生だけが「奥様」について答えられていて、、とても温かい気持ちになりました...
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