flower border

Pianist 早川奈穂子 Official Blog

harmonie des fleurs * ハナのハーモニー

innig

Categoryjournal * 日記 tous les jours * 日常
チョコ色のハートがたくさんな先週でしたが
私の方も「音楽において」ですが(笑)ハート三昧な曲たちに囲まれております。
二胡の編曲の他に、シューマンの「献呈」を、
ピアノソロバージョン(リスト編曲)と、ちょうどいま歌バージョンの方も楽譜が来て
練習しています。
弾き分けることになるかナ・・?

ピアノソロ
ランラン様は特に内向的に弾かれています。

シューマンはこの曲を妻クララに捧げたのですが、
同じ曲でも奏者の音楽の感じ方によって、恋人を大切する、
その仕方や言葉の告げ方、性格が、
全然違う感じに聞こえませんか??^^

ランラン様(左)の演奏は、1音1音、全てのハーモニーの色が移り変わり
音色で心を表現されていて・・瞑想的なオイゼビウスなシューマン。
ピアニストは音から解釈するからか、どちらかというとこちらに近い解釈をする人が多く、
対して歌の方は、あからさまな詩の言葉や裁判に勝利したという事実に基づいて、
もっと情熱的に活発に、ストレートに解釈する方が多い印象です。

ピアノ版はリストが編曲しているので構成も少し違いますが
同じ曲でもこんなに違って表現できるのも、音楽のおもしろさですね。
私個人的には、やはりピアニストだからでしょうか、
シューマンの他の作品での似た音の形や響き方からも判断しまして、
柔らかに奏する方が好きです。

ちなみにこの曲は最後にアヴェマリアの旋律が登場しますが・・
もしショパンなら、このようなあからさまな表現を音楽にのせることは
恥ずかしくて無理でしょう・・・と、いつも思います。^^



去年がシューマンイヤーでしたが、今になってシューマンをよく聴いたり
以前弾いた室内楽やソロの楽譜を、休憩時間に弾いたりしています。



1クリック募金


スポンサーサイト




Please click everyday ❤︎




* 関連記事 *
  • tea (2008/12/08)
  • さっき吹雪でした♪ (2012/02/02)
  • Moments Musicaux (2011/09/04)
  • いろいろ (2017/07/16)
  • 3月 (2010/03/05)

  • .find_in_page{background-color:#ffff00 !important;padding:0px;margin:0px;overflow:visible !important;}.findysel{background-color:#ff9632 !important;padding:0px;margin:0px;overflow:visible !important;}