ピアソラさん第2弾
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今週も第九ですが、合間にサンサーンスの譜読みを進めたり
生徒のレッスンに励んだり、1月のリサイタル伴奏のリハーサルも。^^
そして、またまたピアソラさんの編曲も、頭の隅で少しずつしています。
仕上げる頃にはまたまた前回の状態のようになるのかな。。
。。。。体力がいります。(笑)
たぶんまた、玄関でPITAPAをかざし始めるのだと思われます。。
でも、前回作りましたオブリヴィオンとリベルタンゴのメドレー、
演奏後に泣いて下さる方もいらっしゃり、、、そんな瞬間はちょっと報われます。
杉原先生の渾身の演奏のお陰さまです。(;;)
ピアソラさんのインタビューで、彼の音楽そのものな、
印象的な言葉を見つけました。
ピアソラさんの音楽がすごいなぁと思うのは、
音の中には、本人の言うように、悲しみやふがいなさ、どうしようもない
どろどろしたたくさんの気持ちを感じるのに、
人を責めたり、憎むような音が、ないように感じる所です。
そんなことを思っても、所詮どうにもならない・・・
それを通り越した、疲れ切った境地の音、というのでしょうか。
そして結局、大きな人間愛にたどりつくような。。。
人間が好き、自然が好き、昼間が好き・・・
人間誰もが、赤ちゃんの時には、この状態だと思うのです。
体に心地よいものを好み、不健康なもの、危険なものには、
動物的に、本能的に、脳が「不快」を示す。
生まれた時に、既にそれを備えて生まれてくるのが生命です。
そんな原点を思うと、彼の言う「ねじれたもの」、ひたすらそこを見つめるのは、
本来は「心地よい」ことではないでしょう。。
でもそれも含むのが、人間であり人生であり。
その音楽を作曲し続けたピアソラさんを知るたびに、
その「大きさ」を思わされます。
生徒のレッスンに励んだり、1月のリサイタル伴奏のリハーサルも。^^
そして、またまたピアソラさんの編曲も、頭の隅で少しずつしています。
仕上げる頃にはまたまた前回の状態のようになるのかな。。
。。。。体力がいります。(笑)
たぶんまた、玄関でPITAPAをかざし始めるのだと思われます。。
でも、前回作りましたオブリヴィオンとリベルタンゴのメドレー、
演奏後に泣いて下さる方もいらっしゃり、、、そんな瞬間はちょっと報われます。
杉原先生の渾身の演奏のお陰さまです。(;;)
ピアソラさんのインタビューで、彼の音楽そのものな、
印象的な言葉を見つけました。
「自分自身を語ると言うことほど難しいことはありません。 一つだけ言えるのは、私は私の音楽とは違う、と言うことです。 私の音楽はとても憂鬱で哀しく、激しく、厳粛でさえありますが 私自身は違います。 本当の私は明るい性格で、人生を愛し スポーツが好きで、おいしい料理が好きな人間です。 要するに私は、アンチタンゴでアンチノーチェ、夜がきらいです。 昼間が好きで、朝や、海や、自然や、花や森が大好きです。 私にとってのタンゴとは、キャバレーや泥棒、警察、売春、ジゴロ、 麻薬、そして人生の中のねじれたもの全ての同義語なんです。 タンゴがブエノスアイレスの売春宿で生まれ、 そしてずっと売春宿のものであることを忘れてはいけません。 ボルヘス(アルゼンチンの作家)でさえ、いつも売春宿と結び付いているくらいです。私も同感です。 なぜならタンゴは、底辺の世界の最下層の人たちの体臭を持っているし いつまでもずっと、そういうものなんです。」 |
ピアソラさんの音楽がすごいなぁと思うのは、
音の中には、本人の言うように、悲しみやふがいなさ、どうしようもない
どろどろしたたくさんの気持ちを感じるのに、
人を責めたり、憎むような音が、ないように感じる所です。
そんなことを思っても、所詮どうにもならない・・・
それを通り越した、疲れ切った境地の音、というのでしょうか。
そして結局、大きな人間愛にたどりつくような。。。
人間が好き、自然が好き、昼間が好き・・・
人間誰もが、赤ちゃんの時には、この状態だと思うのです。
体に心地よいものを好み、不健康なもの、危険なものには、
動物的に、本能的に、脳が「不快」を示す。
生まれた時に、既にそれを備えて生まれてくるのが生命です。
そんな原点を思うと、彼の言う「ねじれたもの」、ひたすらそこを見つめるのは、
本来は「心地よい」ことではないでしょう。。
でもそれも含むのが、人間であり人生であり。
その音楽を作曲し続けたピアソラさんを知るたびに、
その「大きさ」を思わされます。
CD 「Movement~天と地と~」 二胡 杉原圭子 ピアノ 早川奈穂子 |
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